～エルメスDANSHIの集い Vol.24 名門革靴ブランドとの関係性～

臨時営業のお知らせ
12月24日(日)は京都本店/恵比寿明治通り店共に臨時営業となります。
ご来店お待ちしております🎄
営業時間 10：30～19：00

いつもブランドショップよちかをご利用いただき誠にありがとうございます。12月も終盤に差し掛かり、1年の終わりが近づいておりますね🎿
クリスマスに年越しと大きなイベントも控えていますので、体調管理にもより一層気を付けていきましょう🐎

そして『エルメスDANSHI』の集いはこれが今年最後の投稿となります⛄
いつもの商品紹介からは少し離れ、あの名門ブランドとエルメスの関係性についてお話していきたいと思います。

名門革靴ブランドとの関係

エルメスと切っても切り離せない、そんな縁のあるブランドがイギリスの高級革靴ブランド『ジョン・ロブ』です。
キング・オブ・シューズとも呼ばれる英国が誇る屈指のブランドです。

画像 https://www.norennoren.jp/contents/brands/johnlobb/

1851年、創業者ジョン・ロブ（John Lobb）氏は、ゴールドラッシュの時代にオーストラリアに渡り、鉱夫たちが金塊を隠すためのヒールが空洞になったブーツを製作しました。
1863年にロンドンに戻ったジョン・ロブは、英国王室御用達に任命され、1866年にロンドンのリージェントストリートにビスポークを専門とする靴の工房を開くことで本格的にブランドがスタートします。

その後ジョン・ロブは国際的に存在感を高め、２代目ウィリアム・ロブ（William Lobb）氏が就任後、1899年にパリに1号店をオープンしました。
しかし紆余曲折あって経営難に陥ってしまいます。

そんなジョン・ロブに目を付けたのがエルメスなのです。職人の技術力や質の高さを評価していたエルメスは、廃業寸前まで追い込まれたパリの店舗と商標権を買い取り、1976年には傘下におさめます。

1981年からはエルメスの監修により既製靴のラインをスタートさせました。これが『ジョンロブ・パリ』となります。
現在、国内の店舗やネット通販などで既製靴として販売されているジョンロブはこの『ジョンロブ・パリ』を指しています👟

ビスポークシューズ（注文靴）専門の店としてロンドンで創業家によって経営されている『ジョンロブ・ロンドン』とは別のラインとなります。

そんな影響もあり、エルメスのレザーシューズにはジョン・ロブが生産を請け負うMADE IN ENGLAND製のアイテムが展開されていた時期があります。

エルメスが認めた世界屈指の革靴ブランド『ジョン・ロブ』は職人の並々ならぬこだわりと技術力でファンを増やしていきました。

機能的でタイムレスな靴は一生の相棒として活躍してくれるのです。

本日も最後までご覧頂き誠にありがとうございます🏇
エルメスDANSHIの集いは年内最後の投稿となります。今年の7月からスタートした本企画ですが、沢山の方にご覧いただき大変嬉しく思います。

来年も引き続き色々な情報を発信して参ります。どうぞよろしくお願いいたします✨
インスタグラムにもメンズ特集を組んでおります！是非ご覧くださいませ！