遂に9月に突入しましたね。
まだまだ暑い日々が続きますので皆さま、体調管理には充分気を付けていきましょう!!
さて今回ご紹介するのはこちらのバッグです♪
エルメスといえばバーキンやケリーを思い浮かべる方が沢山いらっしゃると思います。
しかし、この二つのバッグの原型がオータクロアなのです。
今回はオータクロアの歴史やサイズ展開、特徴などをお伝えします。
エルメスで最も歴史のあるバッグ
オータクロアは1892年に発売されました。約130年の歴史を誇るバッグです。
オータクロアは元々馬の鞍入れを目的として製造されましたが、発売から10年程経つと旅行用バッグとして注目を集めるようになりました。
必要な道具を持ち運ぶ為の手段としてだけでなく、エレガントな印象も兼ね備えています。
そのフォルムがエルメスフリークに愛される要因なのです。
名前の由来
先程も説明した通り、馬具を収納するために製造されたオータクロア。
その後、20世紀から自動車などの交通手段の普及もあり、旅行用バッグとして注目を浴びるようになります。
しかし、創業からの長い歴史を象徴するバッグでありながら、特定の名前がないことに頭を悩ませいていました。
そこで、「高さがあり、ストラップがついている」ことからオータクロアと名付けられました。
*現在オータクロアにストラップは付属していません。
出典 《オータクロア》 | Hermès – エルメス-公式サイト – Hermes
バーキンとオータクロアの違い
一見すると同じ様に見えるバーキンとオータクロア。
実は特徴が異なる点がいくつかございます。
1. フォルム
バーキンは横長の作りになっていますが、オータクロアは縦長の作りになっています。
2. 持ち手
持ち手の長さも異なります。バーキンの方が持ち手が長く作られています。
3. クロア部分の形状
オータクロアは四角、バーキンは丸形になってます。
*クロアの形に関しては、オータクロアの小さいサイズの場合丸形のものも存在します。
年代によってクロアの形が異なること可能性もあるのでご注意を!!
サイズ展開
バーキンとオータクロアの違いで一番分かりやすいのはサイズ展開です。
バーキンはサイズ横幅が5cm毎(25,30,35,40)に対して、オータクロアは横幅が更に細かく展開されています。
オータクロアサイズ展開
1. 28 W28cm×H24cm×D14cm
2. 32 W32cm×H26cm×D16cm
3. 36 W36cm×H32cm×D19cm
4. 40 W40cm×H35cm×D22cm
5. 45 W45cm×H37cm×D25cm
6. 50 W50cm×H41cm×D26cm
7. 55 W55cm×H45cm×D28cm
8. 60 W60cm×H48cm×D28cm
よちかでお取り扱いのオータクロア
それではよちかでお取り扱いのオータクロアをご紹介します。
オータクロアに関しましては、冒頭で紹介させて頂きました テールのヴォリンカロシアンレザー のお品物1点のみになっております。
バーキンやケリーなどに比べて極端に入荷の少ないオータクロア。
見つけたその時がお買い時ですので、気になる方は是非チェックを!!!
それでは、 ヴォリンカロシアンレザー のオータクロアをご紹介していきます♪
まずこちらの商品は2018年春夏コレクションの一部になります。
ヴォリンカレザーは、エルメスの皮革修復職人とイギリスのなめし職人によって5年間にわたる研究を行い完成されたものです。 レザーに対するこだわりは流石エルメスですね。
製造過程としては、デヴォンの樫の林に囲まれたなめし工房で惜しみなく時間をかけられて作られています。樹皮は倉庫で3年間自然乾燥された後、樹皮破砕機で粉砕されます。半径100キロメートル以内で生育された樹木から採取される原皮は、木製のネットに張られ、温かみのある褐色を帯びるまで樹皮の溶液に8ヶ月間浸されます。
その工程が終わると、ロシア産の白樺からのオイルを職人たちが手で刷り込み仕上げます。こうして、神秘のロシアンレザーの製法がよみがえり、継承されるに至ったのです。この革は、帝政ロシア時代には王子のトランクや兵士たちの軍靴にも使われていたというほど、驚くべき耐久性を誇ります。とりわけロシアンレザーの防水性の高さは極めて高く、プリマス沖で難破し海底に沈んだメッタ・カタリナ号の船倉から、200年もの時を経て、2巻のロシアンレザーが無傷で発見されたという歴史的事実が証明しています。
驚異の防水性と耐久性のあるヴォリンカレザーはエルメスのレザー製品の中でも大変貴重な商品なのです。
独特かつ芳醇で大人のスモーキーなレザーの香りも楽しめます。更に、付属している専用のブラシでロシアンレザーの菱形の肌理に沿わせながらお手入れすると、より長くお持ちいただくことも可能です。
出典 よみがえるロシアンレザー「ヴォリンカレザー」 – Hermes
帝政ロシア時代のレザーの再来 | エルメス – Hermes | Hermès
この ヴォリンカレザーのオータクロアは大変希少価値が高く、日本に入荷したのは数えるほど
と言われています。
市場にもほとんど出回ることのないお品物ですので、是非ご検討を!!!
まとめ
如何でしたでしょうか。
エルメスの象徴ともいえるバーキンやケリーはオータクロアが原型となって受け継がれた物です。
オータクロアがなければ今のエルメスは存在しなかったかもしれません。
エルメスの歴史を支えた大切なバッグ、是非一度手に取ってみてはどうでしょう。
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